リハビリのキャンセルはお電話にてお願いいたします
体調がすぐれない、予定が合わなくなったなど、リハビリのご予約のキャンセルにつきましては、
必ずクリニックへお電話(03-6382-5452)をお願いいたします。
ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
当院のリハビリテーション室では、医師・理学療法士・柔道整復師がさまざまな疾患を持つ患者様に対して機能訓練・運動療法・物理療法を行います。
定期的にメディカルスタッフ間で相談しながら患者様一人一人に適したリハビリテーションを提供するように心がけております。
日常生活動作の自立、維持を目指すメディカルリハビリテーションから、その後のスポーツ活動を支援するアスレチックリハビリテーションまで対応させていただきます。
当院でのリハビリテーションの特徴
- 患者様の「よくなりたい」という気持ちを大切にしています。
今までの治療で改善されずに治療を断念されていた方、痛み、症状のために日常生活動作に支障があったり、今後が心配だという方に対し、一人一人の潜在能力を評価し、ご本人のご希望に応じて目標設定し、リハビリテーションを行います。 - リハビリテーションは完全予約制で、1対1の完全個別治療を行います。
PTが1対1で治療を担当し、一人一人にあったオーダーメイドな治療を提供します。 - 運動連鎖に着目したリハビリテーション計画を立てています。
- 運動療法に物理療法、マッサージ、ストレッチなどを組み合わせて行います。
適切な理学療法、物理療法の併用で治療効果は格段に向上すると考えています。 - 自宅での自主トレーニング方法を指導します。(運動療法、ストレッチ、筋力強化方法)
- アスレチックリハビリテーションでは、可能な限りスポーツ活動を維持したまま完全復帰を目指します。フォームに問題がある場合、まずは大きな修正は行わず、ストレスがかかっていて問題のある動作の修正のみを行います。フォームに関しては所属チームの指導者さん、親御さんとも相談し、対処していくことをお勧めしています。
- フレイル、サルコペニア、ロコモティブシンドローム予防に力を入れています。
- こどもロコモ予防にも力を入れています。
時間的に余裕がある方は、リハビリ開始時間の少し前にご来院いただき、患部の温熱療法を行ったり、リハビリテーション終了後にicingを行ったりすることもお勧めです。
リハビリテーションの流れ
リハビリテーションを受けるためには
以下の流れに沿ってリハビリテーションを進めていきます。
- ①医師による診察を受けていただきます
- ②必要に応じて各種検査を行い判断します
- ③必要に応じてリハビリテーションの処方をします
- ④リハビリテーション開始、リハビリテーション総合実施計画書の作成します
- ⑤定期的に医師、PTによるリハビリテーションカンファレンスを行い、改善を目指していきます
1回あたりのリハビリテーションの時間
基本的に40分(2単位)です。
来院時間などで20分(1単位)になることもあります。
リハビリテーションの期間(期限)
運動器疾患では診断日、初診日から基本的には150日間です。
150日を経過した時点で更なる改善が期待できる場合には継続が可能な場合もあります。
150日の期限以内でリハビリテーションを卒業できるように自宅でもしっかりとセルフエクササイズを行うことが大切です。
【注意事項】
- 他院でリハビリを⾏なっている場合は、掛け持ちで⾏うことはできません。
- 要介護認定を受けられた方は、ご報告下さいますようお願いいたします。
- リハビリを継続して⾏うには、⽉に1度、医師の診察が必要となります。
- リハビリには期限が決められており、発症日から150⽇となっています。
- 担当者が急遽休みになった場、空いている理学療法士が対応させて頂くことがあります。
他の理学療法士の予約が空いていない場合は、物理療法のみの対応とさせて頂きます。ご了承ください。
リハビリテーションの種類
スポーツリハビリテーション
スポーツ傷害には、外傷(いわゆるケガ)と障害(使いすぎ(オーバーユース)、フォーム・体の使い方に問題があり、局所的なストレスが過剰になっている場合)が含まれます。
単なるオーバーユースであればスポーツ活動を一旦休憩することで症状が緩和することもありますが、多くはスポーツを再開すると症状が再燃してしまいます。
スポーツ再開後に症状が再燃してしまう原因には、フォーム・体の使い方に問題があることが多いです。
フォーム・体の使い方は技術的な問題の他、筋力、姿勢、関節の硬さなどにも大きく影響を受けており、医師、PTはそれらの要因を運動連鎖的な観点からチェックして早期改善を目指してリハビリテーション介入し、早期の競技復帰を目指します。
受傷直後から介入することで患部外トレーニングを行ったり、体幹トレーニングを行ったりすることも早期に競技復帰するためには非常に大切なリハビリテーションとなります。
運動療法
マット、平行棒、姿勢矯正鏡、重錘バンド、練習用腰掛け、各種装具、歩行補助器具、メディスンボールなどを使用して多種多様な運動訓練を行います。
徒手療法
患者様一人一人の訴え、身体所見をもとに医師、PTは身体的な異常をきたしているメカニズム(痛みや機能障害)を評価・予測し、サポートストレッチ、マッサージ、徒手的な筋膜リリースなどを行うことで症状の軽減・改善、患者様自身の自然治癒力の促通を目指します。(単なるマッサージとは違うことをご理解下さい!)
徒手的手法で不十分な場合には、エコーガイド下に筋膜リリースを行う手法(ハイドロリリース、プロロセラピー)も取り入れています。
当院における主なリハビリ適応疾患
- 骨折・脱臼・術後(発症・術後から150日以内)
- 関節拘縮(人工関節置換術後、熱傷後、乳がん術後など)
- 骨粗鬆症
- 癒着性関節包炎
- 肩関節周囲炎、肩インピンジメント症候群、肩腱板損傷(断裂)、石灰沈着性腱板炎
- 野球肩、野球肘
- 上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)、上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
- 胸郭出口症候群(TOS)
- 頚肩腕症候群
- 椎間板ヘルニア(頚椎、胸椎、腰椎)、椎間板症(頚椎、腰椎)
- 脊柱管狭窄症(腰椎)
- 変形性脊椎症(頚椎、胸椎、腰椎)、脊椎変形(亀背、高度腰椎後弯、側弯)
- 腰椎分離症、腰椎滑り症
- 変形性関節症(股関節、膝関節、足関節)
- 膝内障(膝半月板損傷、膝反復性膝蓋骨脱臼)
- 先天性体幹・四肢奇形・変形(先天性股関節脱臼、内反足など)
- 特発性大腿骨頭壊死症(ステロイド性を含む)
- 関節リウマチ(RA)
- 末梢神経障害(腕神経叢、橈骨、正中、尺骨、腓骨、坐骨神経麻痺など)
- 脊髄障害(頚部脊髄症、脊髄損傷、脊髄腫瘍、血管障害など)
- 神経、筋疾患
- 黄色靭帯骨化症(OYL)、後縦靭帯骨化症(OPLL)
- 上下肢縫合損傷(骨、筋、腱、靭帯、神経、血管のうち3種類以上の損傷)
- 根性坐骨神経痛
- 下肢切断、離断
- 筋・腱断裂(部分断裂)(腓腹筋・アキレス腱)
- オスグットシュラッター病、ジャンパー膝、シンスプリント
- 外反母趾、内反小趾
- 足底腱膜炎
- ばね指
- 運動器不安定症(61歳以上、原疾患必要、ADL自立度判定基準(OLS、TUG))
- 高頻度転倒者(具体的な病名、評価基準が必要です)
理学療法士(PT : Physical Therapist)
けがや疾患などで身体に痛みや障がいがあったり、障がいの発生が今後予測される患者様に対して基本動作能力の回復や維持、障がいの悪化を予防する目的で運動療法などを駆使して自立した日常生活が送れるように支援するリハビリテーションの専門職です。
PTは動作の専門家であり、日常生活における基本的な動作の改善を目指します。
具体的には、睡眠時の寝返り、仰臥位からの起き上がり、座位保持、立位保持、安定した歩行などです。
関節可動域訓練、筋力強化訓練、痛みの軽減、麻痺の回復など運動機能に直接働きかける治療法から、動作訓練、歩行訓練などの能力向上を目指す治療法まで、動作改善に必要なあらゆる技術を駆使して患者様の日常生活の自立を支援します。
(目標達成のために杖、シルバーカーなどの歩行補助器具の使用をお勧めする場合もあります。)
外傷後(保存的治療後、外科的治療後)にも一定期間の安静後にはPTによるメディカルリハビリテーションが行われ、まずは日常生活動作の自立を目指します。
PTは、メディカルリハビリテーション以外にもスポーツ傷害後のアスレチックリハビリテーションも行います。
こちらは、受傷前以上のパフォーマンスの回復・向上を目指して介入し、競技復帰へのサポート、再発の防止指導などを行います。
- 変形性頚椎症
- 頚椎椎間板ヘルニア
- ストレートネック(スマホ首)
- 頚椎捻挫(むち打ち損傷)、外傷性頚部症候群、寝違え
- 胸郭出口症候群
- 肘部管症候群
- テニス肘
- ゴルフ肘
- 野球肘
- 肘内障
- 肩腱板損傷・断裂
- 肩石灰沈着性腱板炎
- 肩関節周囲炎
(四十肩、五十肩) - 凍結肩(frozen shoulder)
・拘縮肩 - 頚肩腕症候群・肩こり
- ギックリ腰(急性腰痛症)
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 腰部脊柱管狭窄症
- 脊柱側弯症
- 胸腰椎圧迫骨折
- 腰椎分離症・分離すべり症
- ガングリオン
- ドケルバン病
- ばね指
- 母指CM関節症
- 指変形性関節症(へバーデン結節、ブシャール結節)
- 手根管症候群
- ギオン管症候群(ギヨン管症候群、尺骨神経管症候群)
- 突き指・マレット指
- 膝半月板損傷
- 膝靭帯損傷
- オスグット病
- 変形性膝関節症
- 足関節捻挫
- アキレス腱断裂
- 外反母趾
- 有痛性外脛骨
- モートン病(モートン神経腫)
- 足底腱膜炎
- Jones骨折(ジョーンズ骨折・第5中足骨近位骨幹部疲労骨折)
- 足部骨端症
- 扁平足(flat foot)・開張足
- 関節リウマチ
- 高尿酸血症と痛風発作
- ロコモティブシンドローム
- 骨粗鬆症
- グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)
- 大腿臼蓋インピンジメント症候群(FAI)
- 股関節唇損傷
- 変形性股関節症
- 大腿骨近位部骨折
- 運動器不安定症
- フレイル
- サルコペニア
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